やっちゃば士の経営を楽しむブログ
やっちゃばに勤務するサラリーマンのブログです。
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やっちゃばの士

Author:やっちゃばの士
井上敬裕
1972年生まれ
千葉県浦安市在住
岡山県出身
血液型O型
家族;妻、長女、二女、三女
趣味;クラッシック音楽鑑賞

とある青果会社の管理職をしています。

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名ばかり管理職について
 ここのところ、名ばかり管理職のサービス残業問題で会社が裁判で負けるケースをたびたび見かけることが多くなりました。不況のため残業は減っていると思いきや、不況であるからこそサービス業を中心に実りの少ないサービス残業が目立つようになってきているのかもしれません。

 なぜこのような問題が起こるのでしょうか。それは管理監督者の労基法上の扱い方に対する認識が曖昧だからということになりますが、それ以上に管理監督者の責任と権限に対する理解が曖昧であるという根本的な原因があります。

ここで労基法の労働時間の適応外となる管理監督者の条件をあげておきます。

①実質的に経営者と一体的な立場にある
・業務内容、職務内容が一般社員と異なる
・部下の人事権を有する。人事考課の査定権限を有する。
・役員会への参加と決議権。
・部下の数が少なくない。

②出退勤についての自由裁量権がある
・出勤簿はつけていない
・就業時間に拘束されない
・欠勤、早退などの上司への届けは必要ない

③地位にふさわしい賃金面での処遇
・一般社員賃金よりも相当に増額された賃金
(残業や休日出勤などをしない状態で)

あと、管理監督者のあつかいで、よくあるのが「年棒制で残業代は含まれている」という根拠です。これに関しては、残業代を否定するための根拠とすることはできません。
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内部告発の背後にあるもの
 先日、ある大手流通小売店において、生鮮食料品の製造年月日の偽装が発覚し大きく報道されました。裏情報を取ってみると、どうも派遣社員の内部告発だということでした。

 ここのところ、産地偽装や製造年月日の改ざんなどが次々に発覚し、それを受けて、マスコミや食品ジャーナリスト、コンサルタントは食品の信頼と安全安心が揺らいでいると声を張り上げています。私はこういった報道を見ると


またか


と思いますが、食品偽装をするモラルのない会社が多いということに対してではなく、こういった事件を声高に叫ぶ人たちに対してです。


記事としてはまったく平凡で、意見としては平面的


うんざりします。こういった事件の背後にはあまり表に出てこない2つの事実があります。


1つは、偽装や改ざんは昔から行われてきていて、最近はむしろ減ってきているということ。食品の表示について厳しくなったのは最近のこと。昔はもっとずさんだったのです。


2つめは、産地偽装の発覚はすべて内部告発によるものだということです。抜き取り調査や検査で発見できるということはまずないと思っていいと思います。内部告発をするということは、会社が不利益を被るということであり、会社が不利益を被るということは、社員も不利益を被るということです。ところが、なぜ社員は不利益を被る行動に出るのか、それは


会社の利益と社員の利益は一致しなくなっている


ということです。会社が儲けても、損しても自分には関係がない、特に派遣社員やアルバイト社員の内部告発が多いことはこのことを物語っています。心理的な問題としては組織への帰属意識、上司への帰属意識がないということになります。

また、成果主義の浸透した会社においては、社員同士はライバルなので、下手なことすると競争から蹴落とされるので、偽装などの不正はあまり起きません。偽装が発覚する会社はほとんどが、競争意識があまり働かない、老舗企業か中小企業、部署では製造現場です。


上記のように、内部告発は社会的正義という大義名分から行われるのではなく、疎外感や嫉妬心などの個人的な心理を動機として行われます。そういう意味では、外から社員、派遣社員、パートを採用するということは、家族の中によそ者を招き入れるようなもので、慎重さが必要です。


ワークライフバランス考④「長時間労働とうつ」
 「つまり、労働時間そのものは減少しつつあるのもかかわらず、心のバランスを崩す人、うつ病に陥る人が急増しているということだ」精神科医の香山リカ氏の『「私はうつ」と言いたがる人たち』の一説です。おそらく、多くの人たちの長時間労働とメンタルヘルス(うつ病も含む)の関係性に対するイメージとして

長時間労働→メンタルヘルスに悪い(ワークライフバランス的に不健康)→うつ病などが発生する

という思い込みがあるのではないかと思います。どうも、長時間労働がワークライフアンバランス(ワーク>ライフ)の元凶であると考える人たちは、この思い込みが強いのではないでしょうか。

 もちろん、長時間労働はメンタルヘルスに悪影響を与えることは十分にありえることだと思いますが、そのことはあくまでメンタルヘルス悪化のきっかけのひとつにすぎないのではないかと思います。


 さて、この秋『生活者から見た働き方』というタイトルのレポートを、人財研の有志で発表するのですが、昨日その打ち合わせを行いました。白熱した議論が展開されたのですが、「豊かさ」とは何かという話題になったとき、あるメンバーが

豊かさとは選択肢の多さである
選択肢の多さは逆に選択の悩みを大きくしている


と熱っぽく語りました。私自身も、普段この事に関しては実感しているので「なるほど」と思いながら聞いていました。ここで、長時間労働とメンタルヘルスと豊かさの関係を考えてみたいと思います。

長時間労働が減る→自由に使える時間が増える→行動の選択肢が増える→選択の悩みが生じる

この論理が通るのならば、冒頭に上げた香山氏の疑問は、正論となります。そして、メンタルヘルスの問題(うつ病も含む)の真の原因キーワードは「悩み」という言葉になります。「悩み」を解消できない、すなわち「悩む力」が弱いことが問題なのです。香山氏も、この本の「おわりに」において次のように述べています。

(うつ病が現代増えている)最大の原因は「現代人は悩めなくなった」ことにあるのではないか、と私は考えている。

 以前の記事で姜 尚中氏の『悩む力』という本を取り上げましたが、ここにひとつの大きなヒントがあるのではないかと私は思っています。

「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書)「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書)
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香山 リカ

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悩む力 (集英社新書 444C)悩む力 (集英社新書 444C)
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姜 尚中

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進む雇用のジャストインタイム
 本日、とある大手人材派遣会社の営業マンと話をしました。昨年末の金融危機から半年が経ちました。派遣の営業はいつも断っていたのですが、現在の雇用環境の情報を得たいと思いアポを取ったのでした。

 仕事は昨年の同時期の2~3割

私はこの事実に2つの点で驚きを感じました。

①やはり相当に雇用環境は厳しいということ
②仕事が2割に減っても派遣会社が存在しているということ


①に関しては誰しもが実感することだと思いますが、②に関しては派遣会社というビジネスモデルの特徴を改めて感じたものです。派遣会社は仕入れのいらないビジネスモデルであり、極端に言うと社員の給料と事務所費さえペイできれば赤字にはなりません。逆算すると昨年はかなり儲けていたのではないかと思われます。

 彼らと話をしていてもうひとつ驚いたのが、現在作業系派遣よりも、事務派遣のほうが厳しいということでした。特に、事務派遣のほうも契約期間の短期化が進んでおり、作業系の日雇い派遣と同じようにジャストインオーダーが進んでいるとのことでした。また、事務系のほうが単価の下落圧力が強く、作業系よりも安いということでした。これは考えてみれば当然のことです。

事務作業は間接部門であり、工場作業は直接部門です。

企業は業績が悪くなると、直接部門よりも間接部門の合理化を進めるものです。なぜなら、間接部門は会社の利益を直接生まない部門だからです。このことは作業系の派遣が広まる中で、

生産のジャストインシステム→雇用のジャストインシステム→間接部門のジャストインシステム

という考えに発展していったのではないかと推測されます。この考えをさらに進めると

正社員のジャストインタイム労働

に行き着くのではないでしょうか。関西大学経済学部教授の森岡孝二氏は著書『貧困化するホワイトカラー』の中で、派遣切りの次は正社員切りと述べています。企業は効率性を求める宿命があるかぎり、正社員も含めた雇用のジャストインタイムは進んでいくことでしょう。
失業のリスク
 年越し派遣村が開村してから半年。村の援助を受けた人たちに実行委員会が行ったアンケートと結果がまとまった。就労が確認できた人はわずか13人にとどまり、雇用をめぐる厳しい実態が浮かび上がる。(産経新聞)

 なかなか就職が厳しいようです。中には「仕事を選んでいるからだ」という厳しい指摘もありますが、現在の有効求人倍率は0.46倍で、完全失業率は5%です。当事者ではない人が想像する以上に厳しいのだと思います。

 派遣村は単身者がほとんどだと思いますが、所帯を持っている人にとっての失業は単身者よりリスクが大きくなります。

生活費
教育費
夫婦関係


リスクの針は大きく負の方向に振れるようになります。リスクとは直接的には経済的なリスクですが、間接的には心のリスクのほうが大きくなります。すなわち、

お金がないと心に余裕がなくなり、人間関係がぎすぎすしてくる

ようになります。特に夫婦関係は問題です。失業後どのようにするかというベクトルが一致していないと、夫婦間に口論が発生し、心が互いに離れていくようになります。よい結果が出ていればいいのですが、結果が出ない場合には、お互いが心を開いて、コミュニケーションを頻繁にとり、同じ方向性を向いていくことが必要だと思います。リスクにさらされたとき、どのような心理状態でそれに臨むかということが非常に重要です。一人で超えるよりも2人で超えるほうが何倍もの力が出るものです。

 理想的には「愛」は「金」よりも強いと思っていても、実際は「金」は「愛」よりも強いものです。このことを肝に銘じて普段から過ごしていくことが、リスク対処の大きなポイントだと思います。

 


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