やっちゃば士の経営を楽しむブログ
やっちゃばに勤務するサラリーマンのブログです。
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やっちゃばの士

Author:やっちゃばの士
井上敬裕
1972年生まれ
千葉県浦安市在住
岡山県出身
血液型O型
家族;妻、長女、二女、三女
趣味;クラッシック音楽鑑賞

とある青果会社の管理職をしています。

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夢の中国人
 「仕事が雑、金のことしか考えない」というのが中国人に対する私の周囲の日本人の考え方。また「体裁ばかりを気にする。日本人要領悪い」というのが私の周囲にいる日本人に対する中国人の考え方。中国人もエリートから出稼ぎ労働者までその生活環境は大きく異なりますが、基本的なものの考え方は同じなのではと思います。

 中国人に対して上記のようなイメージを持つことは、大きな損です。なぜなら、中国人と組むと仕事でマジックを実現することができるからです日本人だけでは実現不可能な仕事を可能にします。先日も取り上げましたが、日本人だと音を上げてしまうような膨大な量の仕事をものすごい集中力と速さで仕上げます。また休日や夜間など日本人が嫌がる時間帯の仕事でも、少しでも稼げるとなれば引き受けます。確かに国の生活レベルの違いがこのような行動を生み出しているのでしょうが、そうとも言い切れないというのが私の意見です。

 中国人の歴史はユダヤ人と似ています。日本と違い外敵に侵略されため、彼らは世界中に散らばっていきました。彼らがアフリカなどの被征服国と違うのは、先祖から受け継がれた優れた思想を持っていたからです。この優れた思想とそれに由来するプライド、必ず挽回するという強い意志がなければ今のようなユダヤ人や華僑の活躍はなかったでしょう。「災い転じて福となす」厳しい環境を生き抜いていく中で、強い知恵が育っていきました。本土人は華僑とはちょっと違うところがありますが、兵法、儒教が深く根付いているところは同じです。

 さて、私が思うに「彼らは目的観に徹する」心が日本人よりも強いような気がします。日本人によく見られる「そこそこでいい」という考えがないのです。中国人経営者も労働者もこの点は共通しています。おそらく、外敵から侵略されてきた歴史があるので、明日はどうなるかわからないという危機意識が潜在的にあるのでしょう

 「そこそこでいい」という考え方ですが、細部に関しては中国人はいい意味でも悪い意味でも手を抜くところがあります。多分こういうところで「中国人は雑だ」というイメージを日本人は抱くのだと思います。それでも、目的(仕事の完成)のために、少しでも要領よくやる、早く仕上げることに徹するというようにプラスに捉えることもできます。逆に日本人は細部に関しては丁寧なのですが、目的の完遂ということに関しては意識が曖昧です。周りの目をきにしながら行動する、応用が利かない、そして、手段が目的化して、全体の目的をいつの間にか忘れてしまうのです。中国人が「日本人要領悪い」というのはこのようなところに根拠がありそうです。まさに「木を見て森を見ない日本人。木よりも森を見る中国人」といったところでしょうか。

 昨日ブログで紹介した栢野克己さんの本におもしろいことが書いてありました。栢野さんは家族で世界一周旅行をしたのですが、どこの国へ行っても中国食堂があり、特に途上国では現地の食になじめないので、中華料理でしのぐことができたそうです。また、今最も政情不安定と言われるジンバブエでの現象。白人政権でジンバブエの治安がよかった頃は中国人よりも日本人の方が多かったのですが、黒人政権となって治安が悪化すると、日本人は多くが撤退。逆に中国人はどんどん入ってきて商売をはじめているようです。たくましい中国人。中国人の商売がなぜ成功するのか。中国人を研究することは私たちが今後生きていく上で大きなヒントを与えてくれると思っています。
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労働者のうらみ
 汚染米の話が毎日のようにニュースで取り上げられていますが、そのような中、春に起こった毒入り餃子事件の容疑者は天洋食品の従業員であるというニュースが小さく取り上げられていました。

 私はこのニュースを見て、事件当時の知り合いの中国人の言葉を思い出しました。「この事件は内部の労働者の犯行よ。中国は人が多すぎるから、雇用条件が厳しい。女は30歳を過ぎるとババア。30歳になったらみんな解雇。だから会社に恨みがある。」どうも、このような事件は中国国内ではよくあることのようです。天洋食品は儲かって一人勝ちしていたようですから、内部労働者以外のやっかみもあったかも知れませんが。

 食品問題として捉えるか、労務問題として捉えるか、社会問題として捉えるか、中国の食品問題の裏側には、食品の品質管理以外の問題がたくさん横たわっています。中国は高度経済成長時代にあるから、日本が高度経済成長時代に出した公害問題と同じようなことをするのは避けられないという意見もありますが、時代が大きく異なるのでそんな単純なことは言ってられないでしょう。

 資本主義経済の中では、必ず格差が生まれるようになっています。中国の問題も格差の問題と言ってもいいと思います。そういう意味で、この事件は秋葉原のテロ事件と軸を同じくする事件だと言えると思います。逆に言えば、日本の食品は安全だと言われていますが、このまま格差が大きく広がって来れば、従業員の中に毒物を混入する者が出てきても不思議ではありません。

 私は前に日雇い派遣について、書いたことがあります。労働者と会社のニーズが一致するなら、日雇い派遣サービスは非難されるべきものではないと書きました。

>http://19971129.blog47.fc2.com/blog-entry-83.html

 毎日、派遣社員のリストが私の手元に送られてくるのですが、その書類には「2ヶ月以内の雇用のため社会保険適用外」と記入された欄があります。社会保障制度を守ると会社が成り立たないというのは、私も管理者側の人間なのでわからないこともありませんが、このような状態で問題なくずっと続けることができるとは思っていません。それこそテロが起これば、そんな小細工など吹っ飛んでしまうのですから。
不思議な中国人
 私は毎日のように仕事で中国人と付き合っています。関係から言えば、私は彼らから見るとクライアント、つまり仕事を発注する立場にあります。

 彼らはどんなに多くの仕事でもこなし、決してノーと言いません。日本人が1時間で100仕事をこなすとすれば、彼らは同じ時間で200の成果を出します。そこには、日本人の忘れたがむしゃらの向上心と、同族の会社を守るという強い心があるように思います。

 中国人は家族のように強い結束感で結ばれています。その関係の基礎には儒教があると思うのですが、その強さは半端ではないです。血縁、地縁を辿って彼らは集まってくるのですが、その血縁、地縁の強さに私はすごみを感じています。日本人の中には「中国人は仕事が雑だ」と見下す人が多いのですが、彼らは味方の言うことには100パーセント従います。このことは、中国人たちが「私」を味方としてとらえるか、心を許せない人ととらえるかによって180度変わってくることを意味します。

 このような中国人の基本的な考え方を見事に記したのが、『中国人のビジネス・ルール兵法三十六計』です。この本に書かれている基本的な考え方は

中国人は身内には儒教で接し、外人には兵法で接する

です。著者の梁増美さんは、日中の企業のトラブルがなぜ起こるのか、それは日本人が中国人の基本的な考え方を知らないからだというところから、この本を書いています。身近に中国人と接している私はとても面白く読ませていただきました。
中国人のビジネス・ルール 兵法三十六計中国人のビジネス・ルール 兵法三十六計
(2008/06/15)
梁 増美

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多民族国家
 今日も四川省大地震に関して。四川省の面積は日本の面積よりも大きいです。

 四川省   485,000㌔㎡

 日本国   377,000㌔㎡

 したがって、ちょっと大げさな表現になってしまいますが、今回の地震が日本で起きたとすると、日本大震災になるのかもしれません。もちろん、地震は局地的に起こるものですので、今回も甚大な被害が出たのは四川省の一部であることは知っていますが。

 ところで、やっちゃばには多くの中国人が働いていますが、彼らと話していると、今回に地震に対してまるで他人事のように思っているのです。私は驚きながらも、普段の彼らの生活パターン、考え方に接しているので、そのように思うことも理解できます。

 ①彼らは湾岸部の出身で四川省出身者ではない

 ②四川省とは距離が離れすぎていて縁がない

 ③四川省は経済特区で経済的恩恵を受けてきた(格差を感じている)


やっちゃばには中国人グループがたくさんありますが、グループ外同士の人間のつきあいはほとんどありません。逆にグループ内は「みんな出身地が同じ」場合がおおいです。向こうで隣近所の知り合いというケースもあります。仮に、日本で隣近所に住んでいても、出身地が違えば、全く交流がないのです。彼らは中華料理店に行くときも出身地の料理があるお店に行きます。広東料理を食べて育った人は四川料理の店には行きません。

 彼らは血縁関係、地縁を大切にしますが、そこから外れてしまえば、同じ中国人でも別世界の人なのです。もちろん、教育のレベルの高い人たちはそんなことはないでしょうが、そうではない多くの中国人がいます。

 漢民族を日本民族と同じ次元でとらえることはできないでしょう。日本にいる彼らを見ていると、中国という国家が多民族国家であり、人口も面積も想像できないほど大きいということを思わずにはいられません。

 今回の地震で日本政府も動きましたが、地震国家で情緒的な日本人の方がこの地震に対する関心が大きいのではないかと思ったりもします。私自身も、他人事としてどこか遠い世界の話ととらえないよう、良識ある日本人として行動していきたいと思っています。


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