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やっちゃば士の経営を楽しむブログ
やっちゃばに勤務するサラリーマンのブログです。
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やっちゃばの士

Author:やっちゃばの士
井上敬裕
1972年生まれ
千葉県浦安市在住
岡山県出身
血液型O型
家族;妻、長女、二女、三女
趣味;クラッシック音楽鑑賞

とある青果会社の管理職をしています。

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中国産キャンペーンでもやったらどうか
 ここのところ、食品の表示偽装が次々と発覚しています。生鮮食品を扱うものとして、「他山の石」と捉え身を引き締めなければと思いますこれらの事件に共通しているのは、どの事件もトップの指示で偽装を行っていることです。生鮮食品の会社であるならば、産地の誤表示などはペナルティの可能性があるので、社員には正しく表示をする教育がなされていることでしょう。現場のオペレーションでは材料を正しく認識して正しく製品を作るしくみができているはずです。ところが、トップ自らがオペレーションのルールを恣意的に壊してしまったのです。

 生鮮食品業は、短期に、あるいはコンスタントに売上を上げることが出来るメリットがありますが、逆にロスを生みやすいデメリットがあります。不良在庫=廃棄ロスといっても過言ではありません。短時間決戦で勝たなければいけないのですつまり、回転率を上げて廃棄ロスを少なくすることが生鮮食品業の勝利の方程式なのです。

 経営者であれば、誰よりも不良在庫に目を光らせていることでしょう。その重みに耐えられなくなり、自ら作ったルールを自らの手で壊してしまったのでしょうか。これらの事件のもうひとつの共通点が偽装の指示を出したトップに反省の姿勢が見られないことがあります。「偽装の何が悪い。おいしいものを安く売っているのに何が悪い」とでも言わんばかりです。もちろん会社の死活問題もかかっていて背に腹を変えられなかったのかもしれませんが、JAS法を犯さずに会社を守る方法はあったはずです。自然のものなのでイレギュラーは当たり前です。本来の規格に合わないのなら、正直に話して小売業者、消費者に納得してもらう努力が必要です。

 さて、JAS法は食品業者として絶対的な姿勢で臨む必要があるのですが、ここのところの生鮮食品業界の不正を見て、少し同情する気持ちがあります。特に、中国の毒入り餃子問題は様々な食品会社にダメージを与えている点で深刻です。先回ブログで述べましたが、このダメージへのマスコミの責任は重大です。この事件はどう考えても人為的としか言いようのないものですが、大げさな報道がいつの間にか中国食品=危険物というイメージを消費者の頭に植え付けてしまったのです。マスコミの世論を作り上げる力は強力です。したがって、報道する姿勢も本当に罪のない食品会社が巻き添えを食らわないように細心の注意が必要です。

 今回のウナギ事件も、魚秀の社長は「中国産だから売れないと思って偽装した」と述べていますが、このコメントの背後には中国産食品に対する消費者の厳しい評価があることは否定できないと思います。中国は大地震、大洪水とまさに壊滅的な大被害を被りました。多くの日本人が中国に義援金を送り、現地で義援活動する日本人を応援しました。マスコミも「協力お願いします」と大々的に放送しましたところが、「中国のために中国食品をたくさん買って中国を援助しましょう」と言う人は不思議なことに一人もいません義援金などはボランティアなので効果に限りがありますが、食品で買うのであれば誰でも簡単に貢献できるはずです。今回のウナギも「中国のウナギを買って、中国を助けよう」とキャンペーンをうてば、思わぬ効果があったかも知れないのです。劣勢にあっても、不正でしのぐのではなく、正々堂々と真実で訴えていけば道は開けるということを信じて行動したいものです。
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