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やっちゃば士の経営を楽しむブログ
やっちゃばに勤務するサラリーマンのブログです。
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やっちゃばの士

Author:やっちゃばの士
井上敬裕
1972年生まれ
千葉県浦安市在住
岡山県出身
血液型O型
家族;妻、長女、二女、三女
趣味;クラッシック音楽鑑賞

とある青果会社の管理職をしています。

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顔の見える商品
 「顔の見える農産物」がなぜいいのでしょうか。それは、直接的にはトレーサビリティがはっきりとわかるので消費者の安心、安全意識につながるからということですが、間接的にはその農産物がブランド価値を持つからということになります。

 ところで、ブランドとは、ある商品・サービスを象徴するもののことを言います。漠然としたイメージでは、メーカーや商品の名前やシンボルマーク、商標などを思いつくのではないでしょうか。それでは、地域のおじさんが作っている農産物がなぜブランド価値を持つと言えるのでしょうか。

 ブランドはどのようにして作られるかという前に、ブランドの機能を考えてみたいと思います。ブランドの機能として主に次の3つを挙げることができます。

①商品出所表示機能
②商品品質保証機能
③価格形成機能


 これらの機能は互いに関連していますが、ここでは商品出所表示機能を第1に考えてみたいと思います。ちょっと例を挙げてみます。次のどちらに惹かれるでしょうか?

A 近所の田中さんが作ったトマト  1コ80円
B 九州の福岡県で生産された有機トマト 1コ160円


 商品のインパクトとしては、Aの方が強いのではないでしょうか?確かに価格はBの方が高いのですが、高いから価値があると思う人ばかりではないはずです。千葉県の田中さんが住んでいる町の人から見れば、Aの方が商品の出所のイメージがはっきり見えるのでAの方に惹かれてしまうのです。このことからブランド形成の第一歩は商品の出所をはっきりさせるところから始まることがわかります。

 それでは、Bはどのようにしたらブランド価値を高めることができるでしょうか。売り場、品質、価格を変えなくてもブランドを上げることが可能です。それは、生産者を顔写真入りではっきりと明示するのです。つまり、出所をクローズアップすることにより、ブランド価値を高めることができるのです。

 高級料理店のメニュー表に「○○県○○産のフルーツトマト」というように、料理の素材である野菜や魚、肉に出所をはっきり書いていますよね。具体的にその産地が有名なのかどうかわからなくても、このように表記されるだけで何だか商品が高級な価値を持っているように感じた経験が誰にでもあるのではないでしょうか。このようにブランディングの第一歩は出所をはっきりさせるということにあるのです。もちろん、品質が悪ければ逆にブランディング化ができなかったり、ブランド価値が失墜することになります。

 ところで、ブログ上で交流のある鹿田尚樹さんは個人ブランディングのためには、ブログを実名で公表することが必要だとおっしゃっていますが、これもブランディングの第一歩は商品の出所を明らかにすることからという、ブランドの機能の基本を物語っていると言えるでしょう。

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