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やっちゃば士の経営を楽しむブログ
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やっちゃばの士

Author:やっちゃばの士
井上敬裕
1972年生まれ
千葉県浦安市在住
岡山県出身
血液型O型
家族;妻、長女、二女、三女
趣味;クラッシック音楽鑑賞

とある青果会社の管理職をしています。

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情緒力~論理を超えるもの~
 藤原正彦さんの『国家の品格』を読みました。品格本ブームの火付け役としてちょっと前に大ブームになったので読まれた人も多いと思いますが、私は今になって初めて読みました。

 藤原さんは論理至上主義的な現代社会を批判し、論理よりも「情緒と形」が大切と言い切ります。「論理だけでは世界が破綻する」その理由として
①論理の限界
②最も重要なことは論理で説明できない
③論理には出発点が必要
④論理は長くなり得ない


の4つをあげています。この中で③論理には出発点が必要ということについて。論理の出発点を決めるのは、それを選ぶ人の情緒であると。なるほどと思いました。情緒は人間誰しもが持っているものですが、情緒には「深さ(感応度)」があると思います。人に対する情の深さ、美に対する情の深さ、そして天に対する情の深さ(宗教心という呼び方が妥当でしょうか)これらは、別個に存在するものではなく、有機的に結び合いながら人格を形成します。したがって、人情、美を感じる心、宗教心のひとつでもかけると情緒は深まっていきません。ちなみに藤原さんは宗教心を武士道に置き換えています。こういった情緒を高める訓練をしても、直接的にはお金や快楽に結びつかないものです。だから多くの人は浅い情緒のまま安易に世の中の論理の出発点から発想し、行動するのです。

 藤原さんの文章はとても断定的です。数学者なので、論理的に持論を展開していきますが、論理の飛躍を感じるところもあります。逆説的ですが、「論理はすべてではない」と言い切る藤原さんらしい論理の展開のしかたです。つまり、「正しいことには論理は必要ない」という論理の出発点に立って書かれているのです。したがって、本書の内容に対して根拠のない独断だという感想を持つ人も多いのではないかと思います。ちなみに私は自分と相通じるものを多く感じることができて大変共感できました。特に「話の半分は誤りと勘違い、残りの半分は誇張と大風呂敷」という奥さんからの評価。この部分は私と見事に重なっています。(笑)

国家の品格 (新潮新書)国家の品格 (新潮新書)
(2005/11)
藤原 正彦

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