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やっちゃば士の経営を楽しむブログ
やっちゃばに勤務するサラリーマンのブログです。
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やっちゃばの士

Author:やっちゃばの士
井上敬裕
1972年生まれ
千葉県浦安市在住
岡山県出身
血液型O型
家族;妻、長女、二女、三女
趣味;クラッシック音楽鑑賞

とある青果会社の管理職をしています。

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ワークライフバランス考「長時間労働とワークシェアリング」
 前回の記事では、日本においては中小企業が多いこと、そして中小企業の労働生産性が低いことが長時間労働の産業構造上から見た原因であると述べました。さらに、これに拍車を掛けているものとして

①不況による収益減
②顧客からの要求の増加
③消費者の低価格志向


があると私は考えています。

①について。不況なら仕事が減るので労働時間が減るのではないかバカなこと言うなと指摘されそうですがまさにその通りです。実際、仕事が減って、残業時間が少なくなり、自由な時間が増えて良かったという調査結果もあります。ただ、ここでスポットを当てるのは「なぜ長時間労働が生じるか」です。時間当たりの生産性が落ちれば、時間を増やすことによって、必要な生産量(売り上げ)を確保しなければなりません。多少無理をしても機会損失を避けたいというのが本音でしょう。

 大手製造業ではワークシェアリングを導入しているところがしばしば見受けられますが、中小企業においてはなかなか進まないのが現状ではないでしょうか。なぜなら、中小企業の労働生産性は低いため、ワークシェアリングをしてしまうと全体の生産性のさらなる低下を招いてしまうからです。実際に次のような調査の結果もあります。

大阪市信用金庫がまとめた「中小企業の雇用維持」に関する意識調査によると、仕事を複数の社員らで分け合って雇用拡大につなげるワークシェアリングについて、導入を前向きに検討している経営者は7・0%にとどまり、「検討にも値しない」とする否定的な考えの経営者が50・5%と過半数を占めた。 ワークシェアの問題点(複数回答)については、「生産性が低下する」(48・1%)、「賃金が下がり、社員の生活を圧迫する」(47・3%)、「帰属意識や士気が下がる」(39・4%)という声が目立った。(読売新聞より)

一般にワークシェアリングには

①雇用創出型
②雇用維持型


の2種類があります。実際に今日本で行われているワークシェアリングのほとんどが②の雇用維持型です。中小企業において長時間労働を抑えるためには、①の雇用創出型の方が抵抗が少ないのではないでしょうか。ただ、①を実現させるためには収益の拡大がなければ難しいので、儲かっていない中小企業にとっては実現の可能性は極めて低いです。事業主だけではなく、労働者も収入減を避けるために長時間労働に対する抵抗は好況時より少なくなるのではないかと思われます。

ちょっと長くなったので続きは次回に。
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