やっちゃば士の経営を楽しむブログ
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やっちゃばの士

Author:やっちゃばの士
井上敬裕
1972年生まれ
千葉県浦安市在住
岡山県出身
血液型O型
家族;妻、長女、二女、三女
趣味;クラッシック音楽鑑賞

とある青果会社の管理職をしています。

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夢の農業
 先日、あるテレビ番組で「独裁国家で何が悪い」という特集をしていました。そこで、キューバの農業が紹介されていました。今、食料高騰、食糧難という課題に人類は直面していますが、キューバは真剣にこの問題に取り組んできたようです。90年代はじめ、キューバの食糧自給率は現在の日本と同じ40%だったのですが、農業政策により現在は70%まで自給率が高まってきているとのことでた。

キューバの農業政策
①農業をする者に国が土地を与える
②農業に従事する者の給料は他の産業に従事する者の3倍(キューバではどの職業も給料が同じ)
③農村部にも若者が集まるまちづくりをする(ショッピングセンターや遊興施設)


 キューバと言えば、社会主義国家であり、カストロ議長の独裁国家です。独裁国家であるが故にこのような改革が成功したのでしょうが、ここには学ぶべきことが多いような気がします。現在の日本はこの反対の状況です。

日本の農業事情
①農地の転用圧力が強い
人口増加とライフスタイルの変化により土地に対する住宅需要や商・工業用地需要が強くなっており、農地の転用圧力が強い。農地保有者側にも根強い転用期待があり、買い手と売り手の利害関係が一致するため、農地転用圧力は一層強まっている。(農地を転用すると高く売れる)

②農業従事者の所得が高くない
農地面積の小さい零細農家は儲からないため農業から撤退している。

③農村の過疎化
限界集落が増えている。若者の都市への流出により、農業従事者が減っている。


 このように、まったくキューバとは逆の方向に動いているのが現状です。日本が社会主義国家になることはあり得ないですが、やはり農業は市場の手だけに任せておくと廃れていきます。政府はいろいろな農業保護政策をとってきましたが、この現状を見るといまいちだったのではないでしょうか。キューバの農業政策の一番の特徴は、国民が農業をしたいという気持ちになるようにさせていること、つまり農業をすることに対してモチベーションアップするように働きかけていることです。「このままだと食糧危機になる」という恐怖感や義務感使命感だけでは人の心を動かすことはできません。自然に農業がしたいと人々に思わせるようなしくみを作ることが重要です。病気の治療で言えば、対症療法ではなく根本的な体質改善が必要です。

 農地に関して。私も岡山の片田舎の出身ですが、故郷には先祖から受け継いだ少しばかりの田んぼや山などがあります。私が小学生の頃までは、どの田んぼにも野菜や稲が植えられていました。芋を掘ったり、エンドウを摘んだり、父が耕耘機で田んぼを耕すのをよく見ていたものです。秋の青い空を見ると、秋風にそよぐ稲穂や芋掘りのことなどが懐かしく思い出されます。ところが今はほとんどの土地が草ぼうぼうになって放置されています。私は田舎を捨てて都市に出てきた親不孝者です。

 さて、キューバの都市の映像を見ていると結構建物の屋上で野菜を栽培しているのが目立っていました。東京などの都市でも最近は、ビルの屋上などで農産物を栽培する試みが行われているようで、自治体も助成金や減税措置などの優遇制度を設けているようですが、ヒートアイランドを押さえるといった環境側面からの働きかけのようです。これは大切なことですが、環境に反応することができるのはお金持ちなど余裕のある人だけであるため、末端まで広がりません。「環境」という要素だけでは人は動かないのが現状です。

 資本主義社会ではお金の方が食べ物よりも価値があるのです。食料一年分とそれに値する現金のどちらがいりますかと問われれば、ほとんどの人がお金を選ぶでしょう。なぜなら、食料1年分をお金に換えることは、お金を食料一年分に換えることよりも、はるかに難しいからです。モノが増えれば増えるほどお金の価値は上がっていきます。反対にモノが少ない国ではお金の価値が下がっていきます。先進国の人と較べると、飢餓に苦しむ国の人はお金よりも食料1年分を選択する可能性が強いでしょう。何が言いたいのかというと、消費社会では農業をやるよりも他の職業に就いた方が儲かるのならば誰も農業をやろうとはしないのです。

 さて、クロージングが難しくなってきました。農業をやれば公務員の3倍の年収を国が与えるなどという暴論をいうつもりはありません。そもそも今日はテレビを見た感想だけ書こうと思ったので、後半は余計なものかも知れません。何かのヒントになれば幸いです。

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この記事に対するコメント

やまいもさん
フランスは農業、商業、工業とも強いですね。
【2008/09/21 22:50】 URL | やっちゃばの士 #- [ 編集]


自給率UP賛成&記事面白かったです。

>消費社会では農業をやるよりも他の職業に就いた方が儲かるのならば誰も農業をやろうとはしない。

ほんと、そうですよね。フランスなんて、
農家の収入の80%くらいは国の補助のようですよ。

ところで、日本の自給率UPは、そう夢物語でもないようですよ。

7/22のエコノミストに食料自給率に関する特集が組んであって
面白かったので、簡単に紹介します。

「30年後には、自給率54%程度は十分可能」

なぜなら、
「人口が減ってくから」(30年後は、一億くらいになる)
&「老人が多くなるから」(←老人はあんまりたべない)

で、達成するための条件として
国内耕地面積が毎年1%程度増加すること

このくらいなら、うまくインセンティブを設計してやれば
そんなに国庫を使わなくても、十分現実的な
プランは作れるだろう。

【2008/09/21 00:02】 URL | やまいも #- [ 編集]


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農地転用の解説と行政書士のネットワーク 農地転用ガイド【2008/10/12 18:22】

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