やっちゃば士の経営を楽しむブログ
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やっちゃばの士

Author:やっちゃばの士
井上敬裕
1972年生まれ
千葉県浦安市在住
岡山県出身
血液型O型
家族;妻、長女、二女、三女
趣味;クラッシック音楽鑑賞

とある青果会社の管理職をしています。

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ワークライフバランス考「長時間労働」
 まず、なぜ長時間労働が生じるかについて考えてみます。産業の構造的な側面から考えると、

利益を生み出すためには長時間働かなければならないから

ということになります。時間あたりに生み出す付加価値が低い会社では、おそらく長時間働かなければ利益が出ないところが多いはずです。日本ではワークライフバランスの対極には長時間労働というイメージが定着しているため、日本の会社は長時間労働が多く、したがって付加価値率が低い傾向にあると言えると思います。実際に、下記のように日本の付加価値率(労働生産性)は先進国の中では低いです。(中小企業白書 日本の労働生産性より)

k21030000.png

ただ、上記の図はあくまで平均であるため、企業規模や業種によるバラツキは見えてきません。特に日本は中小企業が圧倒的であるため、規模別、業種別の労働生産性を見ていかなければ実態を見失うことになります。企業の規模別の労働生産性を見ると下記のように、中小企業の労働生産性の方が相対的に低くなっています。。(中小企業白書 大企業と中小企業の労働生産性より)
k2112000.png

次に、中小企業の業種別の労働生産性を見てみると、卸売業、小売業、飲食業の労働生産性が低いことが分かります。(中小企業白書 中小企業の産業別労働生産性より)
kf201030.png

卸、小売、飲食業は労働生産性の低い業種御三家になってしまっていますが、この中もさらに、

①コモディティ、低価格商品、生活必需品           
②ブランド品、高価格商品、嗜好品

を扱う企業に分かれます。①の方が多いので付加価値の低い業種御三家になってしまっているのです。これらの業種を思い浮かべてみてください。

働き手から見れば、休日が少ない。1日の労働時間(拘束時間)が長い。時給が低い。
サービスを受け手から見れば、いつも営業していて便利。価格が安くて便利。

のイメージが浮かぶのではないでしょうか。私はコモディティを扱う卸会社で働いているので、よくわかるのですが、卸会社においては価格よりも物量が重要になります。商品1個の利益が1円でも、1万個売れば利益は1万円です。したがって、量が少ないときは、時間を延長してでも量を確保しなければ損益分岐点を超えることができなくなってしまうのです。しかも、生鮮品を扱っているので、リードタイムが短い、つまり明日に仕事を延期させることができないということで、結果的に長時間労働になってしまうのです。

 高付加価値商品サービスをもたない企業は、低価格と数量とリードタイムで勝負するしかありません。しかし、そういった企業や業種で働くことはとても負荷がかかるものです。そして、労務管理も難しいです。まともに労務管理を行うと利益が吹っ飛んでしまう会社も少なくないでしょう。数量とリードタイムは大企業にとっても必要です。しかし、労務管理が難しいため、こういった仕事は下請け企業にアウトソーシングされることになります。この下請け構造は卸、小売、飲食に限ったことではなく、全業種で行われています。派遣・請負はまさにそのような需要の上に生じてきたシステムです。

 さて、話を元に戻します。「なぜ長時間労働が生じるのか」その答えは日本の産業構造上の問題にあると。まとめ、

日本の労働生産性は低い
低い中小企業の労働生産性
コモディティ、低価格商品で利益を出すためには量をこなさなければならない
やっかいな仕事はアウトソーシングという下請け構造

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