やっちゃば士の経営を楽しむブログ
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やっちゃばの士

Author:やっちゃばの士
井上敬裕
1972年生まれ
千葉県浦安市在住
岡山県出身
血液型O型
家族;妻、長女、二女、三女
趣味;クラッシック音楽鑑賞

とある青果会社の管理職をしています。

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政治家は株主か
 ここのところ、民主党の事業仕分けに対する批判の声が上がっています。とくに学者、科学者の人たちの批判の声は大きく、結果が出るまでに時間がかかる研究分野にまで、短期的な結果を求めるのはどう考えても無理があると思います。


 事業仕分け自体の発想は間違っていないと思います。ただ、


事業仕分けの評価の基準があいまい


であることが問題です。このことは、官の事業自体に対する見方が確立していないことが問題であるともいえます。つまり、政府、地方自治体のの公共サービスに対する意義とポジションをを正しく理解できていないのです。


 研究開発機関への短期的なリターンの要求、軍事機関へのリターンへの要求を見ていると、正しい判断基準を失った事業仕分けが暴走しているように見えます。仕分け人である政治家の姿勢は


株主資本主義の株主そのもの


です。アメリカにおいては、企業は株主から短期的なリターンを求められ、短期的なリターンがなければ経営者は更迭されます。したがって、長期的なビジョンよりも短期的な結果が優先されるようになっていきます。研究や軍事あるいは教育に短期的な収益結果を求めることが必要なのでしょうか。皮肉なことにアメリカでは、研究や軍事には長期的な視野をもって、惜しみない投資が行われています。彼らは、長期的リターンを求めるべきものと、短期的リターンを求めるべきものの違いを理解しているという点で、現政府の政治家よりもはるかに戦略的です。現政府の政治家は「戦略」という言葉をあえて持ち出すのが好きなようですが、とても不自然に感じます。


上記のような事業仕分けの仕方だと、図書館も必要ない事業と言うことになるのでしょうか。本を貸すだけでは、図書館は何の収益も生まないし、著者や出版社からすれば、本の売上げの機会を減らすのですから、本来徴収できる税金を徴収する機会損失を起こしていることになります。

ここまでくれば、税金とは、教育とは、国民とは等など、政治家が選挙のときに連発するキーワードについて、基礎から勉強する必要があるのではないかと思います。

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